ホテルオークラ「桃花林」の料理長、料理の達人に出られた中華の先生&和食の先生、本格イタリアン、麺打ち、韓国料理…。それからパンに洋菓子に和菓子…。自分で言うのも何ですが、お料理が大好きで、結構な腕前だと思っています。
二十代で素敵なご主人に巡りあい、幸せな家庭を築いた友人からは「え?何でそんなに習ったの?」と聞かれますが、「何でって…悪いかい?」ですよ。勿論、30年前は私も若いお嬢さんですよ。お嫁に行く気満々でした!フライパン、ティファニーのお皿、シルクのパジャマにお揃いのスリッパ。お色直しどうしようかしら?なんて、マジで考えていたものです。
■念願のスコーンが自宅で学べた!スコーンはスコットランドが発祥
さて、最近ストアカ https://www.street-academy.com/kanto/top にはまっていまして、自分の知らないことが自宅で学べる時代に感謝しています。昔から習いたかったスコーンとショートブレッドの教室を見つけました。しかも、Zoomで食の学校「パティス」の鈴木博士先生 https://www.patis-hakase.com/ から学べる講座だったのです。ヤッホー!!スコーンがZoomで学べるなんて…。
講座の前日に計量された材料や高価なジャムがクール便で届きました。私が用意するものは「卵2個」と「スケール」と「オーブントースター」。うんうん、全部あるから大丈夫。

シェフの動きを確認中
■いざ実習!コストパフォーマンスがすごい!
1時間半の講座では、まず鈴木博士先生がお手本を見せてくれ、その後、参加者が送られてきた小麦粉、砂糖、塩等を順番にビニールに入れてシャカシャカして、その中に卵や生クリームを入れて、軽くこねて、整形して切って焼く。そして次はショートブレッドも同様の手順。焼けるまでの間、鈴木博士先生が、食文化やスコットランドの歴史を教えてくださり、私の心は大満足。因みに、スコーンはスコーン城の玉座の石だそうです。
20分後、台所のオーブントースターが「チ~ン」となりました。焼けた!すごい!売ってるやつみたい。端末に近づけて焼き上がりをチェックしてもらい合格!つまみ食いOKと言われたので、どれどれ…うっひゃ~これは旨し!こんなに簡単にできちゃうんだ。
最後の質問コーナー。参加者は9名で、九州からの参加者もいました。皆さんのおうちの中が見えています。「しまった…きたないなあ」と、うちのキッチンのお掃除状況が悪いところに端末を設置していたことに気づき、「あたくしは質問はございません」と上品ぶって答え、楽しい1時間半は終了となりました。
出来ない、無理だと思っていた料理実習までもがZoomでできる時代。鈴木博士先生のようなインテリジェンスをお持ちで行動力のある経営者であれば、コロナ禍でもお料理教室を展開することができるのです!