ヘルスコンシャスラボ®― 「介護」から、「未来を育む食」へ

ヘルスコンシャスラボ®は、家族のケアから始まった小さな実践を、社会全体のウェルビーイングへと拡げるための“生活医療ラボ”です。

私たちは、母の介護をきっかけに姉妹で起業しました。
ワークライフバランスを維持しながら在宅ケアを続ける中で、脳や腸のメカニズムを学び、医師と対話を重ねるうちに、認知症予防や初期対応に関する「正しい食の情報」が極端に少ない現実に気づきました。

介護食を選ぶ際も、「スマイルケア食」という言葉を耳にして、初めてアメリカではフォークテストによる8段階分類があることを知りました。しかし、身近な専門家からその詳細を聞く機会はなく、介護を担う家族こそ情報から取り残されていることを痛感しました。

試行錯誤の末に、誤嚥のリスクに配慮しながらも「おいしく・安全で・心が満たされる」グルテンフリーの補食と嚥下食づくりに辿り着きました。
更に、プラントベースやグルテンフリー開発の現場にも携わり、“食で回復を支える”経験を実績へと昇華させてきました。

この経験を通して確信したのは、

「ケアすること」と「働くこと」は対立ではなく、
“生きる力を再生する同じ営み”だということ。

介護をしながらでも、健康意識を高め、学び、創り、社会とつながり続ける。
その循環を生み出すために、私たちは「ヘルスコンシャスラボ®」を立ち上げました。

◆プロフィール

くまがいゆみ
海外出張を通じてグルテンフリーやヴィーガンなど世界の食文化に触れる。自身の逆流性食道炎をグルテンフリーで克服した経験から、IFCA国際食学協会認定講師資格を取得。
百貨店での米粉スイーツ販売、調味料講座、認知症予防や嚥下食の提案など、食の多様性と生活医療を結ぶ専門家として活動中。

資格・所属:
デジタル庁デジタル推進委員/消費者庁食品ロス削減サポーター/上級SNSマネージャー(ウェブ解析士協会)/IFCA認定グルテンフリー・調味料講師/ナチュラルフードコーディネイター/MCI専門士(日本認知症予防協会)/食品衛生責任者/日本食生活学会会員

ウカワマミ
防災・危機管理の専門資格を活かし、災害時の「食と安心」をテーマに活動。避難所では栄養価やおいしさの議論が中心になる現状に課題を感じ、プラントベースの災害食レシピを研究・発表。
健康経営や地域防災、リスクマネジメントの分野で行政・企業・地域をつなぐかたわら、Kindle書籍を出版。2023年4月からstand.fmラジオ配信もスタート。

資格・所属:
消費者庁食品ロス削減推進サポーター/1級危機管理士/防災士/食品表示診断士/アレルギー対応食アドバイザー/健康食学習指導員/食品衛生責任者/日本災害食学会会員

◆私たちのミッション

ヘルスコンシャスラボ®は、「健康意識を高める社会インフラ」を共創するラボです。
私たちは食を通じて、持続可能な経済と地域の安心を両立させ、誰もが笑顔で暮らせる平和な世界を目指します。

SDGsの重点目標:

高齢化社会における健康と福祉(Goal3)

多様な働き方を支える経済成長(Goal8)

介護・防災の知見を生かした技術と地域創生(Goal9・11)

フードロス削減やグルテンフリー食の普及による責任ある消費(Goal12)

法政大学SDG’sパートナーズに加盟

地域・行政・大学・企業との協働を通して、「介護×食×地域創生」のモデルづくりに挑戦しています。

お困りごとがございましたら、どんな小さなことでも教えて下さい。
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