今からできる新型コロナウイルスとフレイル対策

健康管理士としてのスキルアップのため、「日本動脈硬化学会 第52回総会・学術集会」の市民公開講座を視聴。
本学会は新型コロナウイルスのためWEB開催され、2020年7月31日(金)まで無料公開中です。

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私が特に注目したのは市民公開講座の第2部「新型コロナウイルスに立ち向かう~動脈硬化学会からのメッセージ~」です。
5名の先生が持ち時間20分程度の動画をyoutubeに配信しておられます。
動脈硬化学会のため、動脈硬化と新型コロナウイルスの因果関係を中心にお話されており、門外漢では難しい部分もありましたが、今回初めて得られた情報もあります。
5名の先生方がお話された内容をぎゅっと凝縮しますと…

1.新型コロナウイルスは、1円玉の20万分の1の大きさ
2.新型コロナウイルスは身長188センチの人の1880万分の1の大きさ
3.2020年7月4日現在、感染者数は世界で1107万人超、死者数は52万5000人超
4.手洗いとマスクだけではどうしても不十分なので、3密を徹底して避けることが重要
5.万が一感染してしまったときに備え、高齢かつ持病のある方は、今のうちに治療をしっかりすること
6.ワクチン開発は現在、140以上のグループで取り組まれ、うち16件が臨床まで進んでいる
7.外出自粛が多くなると生活不活発となり、フレイル虚弱に陥りやすい
8.フレイルが進んだ高齢者は要介護リスクが3.6倍になる
9.フレイル予防には人とのつながりが重要
10.高齢者を持つご家族のへの声かけも大切

ということでした。

母の介護と仕事を両立中ですが、デイサービスは毎日営業され、職員のみなさまは万全な感染症対策のもとでケアをしてくださいます。
そのおかげで母のフレイル予防となり、健康面も落ち着いております。

昨今、最前線で働く医療機関の経営面の悪化、ボーナスの未払いによる退職者続出等のニュースを拝見するようになりました。
コロナウイルス治療で働く医療関係者のみなさま、および運動・食事の世話、フレイル予防のためにケアしてくださる介護職員のみなさまへの、現状の聞き取り作業や働きやすい環境整備すなわち、

健康経営

に向けて、健康管理士としてできる限りの啓発をしていきたいと思います。