【整う習慣Carnet #015】相談する前に“整えておくべきこと”──信頼が続く依頼のコツ

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1.“整っていない相談”は、信頼を消耗させる

「相談したけど、うまくいかなかった」「思っていたのと違った」──こうした声があるのも事実ですが、思うに、その原因の多くは“相談前の整え不足”にあると感じます。その背景には“相談前の準備不足”があることが少なくありません。事前にゴールを確認していたにもかかわらず、必要な資料が準備されていなかったり、オンライン会議で毎回別の質問が飛び出し、奥様やご主人の持論が展開されて収拾がつかなくなったり……こうした混乱は、相談する側の姿勢や準備不足から生じてしまいます。たとえば、百貨店へのブランディング支援を希望する洋菓子店のケースでは、Googleの口コミに悪評が投稿されていても放置されており、改善を促しても対応はなされませんでした。

また、九州の菓子店の事例では「単価を上げたい」との相談でしたが、原価計算すらできていない経営者でした。Instagramでは子供の投稿どころか、婚前旅行のエピソード、楽天セールの投稿ばかりが目立ち、「公式アカウントとしての信頼」を損なっていました。改善の助言を重ねても聞き入れず、第三者の意見ばかりを頼りにする姿勢からも、“この相談には本気さがない”という印象を与えたことは否めません。要するに、こうした基本的な“整え”ができていない状態であるため、私のネットワークが広くて寛大でも、販路先やバイヤーからも信用を得られず、「御社は、よくこのような整っていない会社の販路支援をお受けになっていますね」と苦笑いされたものです。私の信頼関係を失墜させることにもなると痛感したのを今でも忘れません。

2.整えるべき3つの視点「目的・情報・態度」

“相談する前に整えておくべきこと”は、大きく分けて3つ──「目的」「情報」「態度」です。
まず「目的」。何を達成したいのか、その手段として何を依頼したいのかが自分の中で整理されていないと、相談内容も曖昧になります。次に「情報」。プロフィール・事業内容・SNSの現状・商品写真など、相談相手が判断しやすい材料を事前に用意するだけで、格段に精度が上がります。そして最後は「態度」。聞くだけ聞いて実行しない、知人に意見を仰いでしか動けないなど、“学ぶ姿勢が整っていない”ことは、相手の信頼を削ります。コンサルや連携相手も“時間を使って伴走するプロ”です。整っていない状態で相談を持ちかけるのは、双方にとって損失になりかねません。そこで、私は事業内容、SNSの状況、希望のゴールを事前に箇条書きで共有しながら、販路拡大支援をおこなっています。

3.整った相談は、信頼と成果を連れてくる

一方で、事前にしっかり整えた相談は、相手の信頼を得やすく、成果にもつながります。たとえば、自社の現状と課題を箇条書きでまとめ、ゴールイメージを共有したうえで、「この範囲でご提案いただけますか?」という相談ができれば、相手もプロとしての提案や助言をしやすくなります。整った依頼は“この人は誠実に仕事に向き合っている”という印象を与え、良い関係性の第一歩にもなります。相談する側が整っているだけで、コンサル・デザイナー・行政支援者などの“外部の知恵”がぐっと生きるようになります。信頼が続く依頼には、事前の整えが不可欠──それは、たった10分の準備で未来の成果が変わる“投資”なのです。
次回は、「動画発信の整え方」をテーマにお届けします。
構成・音声・台本。整っていない動画は、発信力を下げてしまう──その具体的な事例と整え方を紹介します。

(くまがい ゆみ)

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