こんにちは。
危機的な状況をポジティブに乗り切る
防災・危機管理アドバイザーのマミです。
今回は、8月5日と6日の2日間
参加した、日本災害食学会の
学術大会の個人的感想について
書いてみようと思います。
参考ツイート
告知だったんですが、
2023年8月5日です。
2023年8月5日のツイート⇒クリック
この学術総会で印象に残った発表、
2つのジャンルでした。
ブログの方では、そのうちの1つ、
介護施設の訓練について触れます。
お茶の水女子大学と大阪公立大学の
先生たちのご発表でした。
今回、初めて知ったんですが、
2024年から介護施設のBCPが義務化
されます。
まず、一般の人はBCPという言葉も
なじみが薄いと思います。
「事業継続計画」のことで、
会社、学校なんかで被災した場合、
事業を継続させるためにどのように動くか、
それをマニュアル化して、役割分担を
細かく決めておくことです。
今、防災の世界ではBCPを作るのが
トレンドになってます。
そのジャンルの発表もすごく多いです。
介護施設のBCPをシミュレーション化するに
あたり、訓練をした結果を公表してくださいました。
協力してくださった大阪市内の介護施設、
本当に快くやってくださっているのが
画面を通してわかりました。
実際にBCPは策定済みで、かなり大きい
施設です。
BCPの計画表通りに訓練を行い、
どのような気づきがあるのかを
動画で録画していました。
これと関連した発表ですが、
同じ介護施設で、災害時を想定した
食事提供訓練を行った内容を
動画で発表されました。
これもタイムキープをきちんと
行いながらの発表だったんですが、
・手袋をした後も消毒が必要
・使い捨て食器は落としたら廃棄、コストがかかる
・粥ゼリーはペースト食の入居者には食べづらかった
・災害時に初めて食べさせる食事はリスクが高い
という内容でした。
これを見ていると、
身近に要介護者がいる場合、
自宅で被災した場合に食べさせる災害食について、
停電や断水の中で何を作ればいいのかとか
BCP策定計画の中で、デイサービスにいる
家族を迎えに行った方が(可能ならば)
職員さんのご負担を減らせるのではないか
とか、色々考えさせられました。
もう一つ、印象的だったのは、
消防隊員についての発表です。
こちらは、筑波大学と
広島大学大学院の先生たちの
ご発表でした。
こちらにつきましては、
stand.fmの方でお話してみました。
放送につきましては
こちらをお聞きください⇒クリック
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