本日は日本危機管理士機構 https://jiem.jp/ の総会にZoomで参加。
コロナウイルス感染症対策として、今年度はじめてリモート型による総会運営を行うとの連絡が入ったのが先月。
他団体では書面決議へのご協力を呼びかけられ、リモートでやればいいのにと思いながら返信したこともありましたが、今回初の試みということで、興味津々で出席。
実はその日の午前中から、よそのセミナーにZoomで参加中でありました。そちらをある程度見極めて、タブレットを立ち上げて総会に出席。まさにリモート上の全力疾走!
式次第は通常の総会と変わりません。ご意見は挙手ではなく、Chatを使用。議題に賛成の方は「拍手」のマークをクリックしてくださいという指示があり、全議案「拍手」にクリック。総会は予定時間通り終了しました。途中、音声トラブルがあったり、発言者の後ろで電話のベルが鳴りましたが、それもまた一興でした。
しのごのいわず、「やればできる」っていうのは本当です。
リモート会議ソフトは無料プランと有料プランがあり、2人までなら何時間でも無料、3人以上なら40分まで無料、招待客は100人まで等々のきまりがあります。
ビジネスプランや予算に合わせてはじめから有料プランにするもよし、40分に一度、10~20分の休憩を入れて無料プランでつなぐやり方もできます。
このリモート方式、企業の総会には取り入れたところもあるでしょう。
さてさて、総会といえばマンション。マンションの管理組合総会となれば、うーん、中々難しそう。
緊急事態宣言中の2020年5月18日付朝日新聞に「マンション管理組合 総会の時期ですが…」という記事が掲載されました。総戸数の多いマンションや団地の管理組合総会を開催したい、しかし3密が避けられない。書面決議で済ませるより、出席者の意見を聞いて議決を取った方がよい内容だった場合、どのような対処をすればいいのかという検証が主な内容でした。
コロナ禍のマンション管理組合総会運営方法の詳細については、公益財団法人マンション管理センター
https://www.mankan.or.jp/ に掲載されています。
ただでさえ、管理組合の組合員(区分所有法第3条)の意識がうすく、さらには高齢化やマンションの老朽化という問題の中では、リモート総会は難しそう。
それにしても、管理会社には理事会に機動的な総会開催や組合運営のアドバイスを期待しますが、私の管理会社は理事資格のない非組合員に理事長を委嘱したりしてたからなぁ…。
今や「笑点」の大喜利だってリモートなのだから、大事な私の権利行使の場が停滞するくらいなら、リモート会議で参加させてほしいと思います。