8月7日(金)に参加したバーチャル世界一周旅行の続きです。
◆スイス
非常に珍しい国連の入り口前からの中継。国連本部はニューヨークですが、サテライトオフィスとコンベンションホールがジュネーブにもあるそうです。
国連加盟国193か国の国旗が立ち並んでいました。その日はあいにく、風がなかったので旗がゆらめきませんでしたが、日本の国旗は入口左から5番目。
コンベンションホールは予約すれば中に入れますが、ただいまコロナの真っ最中で中に入れないそうです。
道路をはさんだ向かい側にある、大きな椅子のモニュメントも紹介されました。椅子の足が3本なのは、爆弾や地雷に反対する人たちが建立したものだからとのこと。スイス訪問はアカデミックな雰囲気で、ちょっと賢くなりました。
◆ベリーズ
耳慣れない国でしたが、中米にありました。四国くらいの大きさです。
レポーターさんは、現地時間朝の6:50、雨模様にも関わらず、元気な声で自宅周辺の散歩コースを案内してくれました。
チャットでは、公用語や家賃等について参加者から質問がたくさんありました。
1.国土の7割が森林
2.代表的な食べ物はビーンズ、見た目はお赤飯みたいでココナッツミルクで炊く
3.公用語は英語、スペイン語、マヤ語
4.中米の中では比較的治安がよい
5.国内に住む日本人は約30人
ということを教えてくださいました。
レポーターさん、ヤシの木並木を歩いている最中、蚊に刺されていました。渾身のレポートありがとうございました。
◆神戸
そして神戸に到着。神戸空港からハーバーランド周辺の夜景を一望です。
ポートタワー、ポートアイランド、観覧車等々も紹介されました。
最後に神戸を訪問したのは、24年前の出張でした。
町中をゆっくり散策する、歴史を感じるなんて暇がなく、ひたすら目の前の仕事をこなして取引先の接待をして終わりました。
こうやってあらためて神戸の夜景を見せてもらうと、仕事抜きで行きたい気分になりました。
◆まとめ
若いころは勢いに任せて海外へ行き、美術館巡りやショッピング、セリエAのダービーマッチを観戦しました。
仕事ストレスを唯一発散できるのが旅行でした。ただしそれも、家族と本人が健康であればこそできるもの。
母はパスポートを持ちながら、生涯、海外旅行をしない人でした。
「自分が旅行中におばあちゃんに何かあったら困るから」といつも言っていました。
一方、亡くなった祖母は旅行が趣味の人で、84歳まで女学生時代の友人と温泉旅行に行き、北海道の親類宅へ毎年遊びに行くような人でした。
母は要介護状態になり、もう海外はおろか国内旅行も行かれません。介護する私達も、かつてのように旅行することは不可能です。
コロナウイルス禍の昨今、暫定措置としてオンラインツアーを企画する旅行会社が増えているそうですが、私達のような事情を抱えた家族も気軽に参加することができ、貴重な体験でした。
今回、このような企画をしてくださいました株式会社ニットのみなさん、本当にありがとうございました。
「他国にもメンバーがおります」とのコメントがありましたので、第2弾、第3弾があるのかなぁと期待しております!