【2023年10月】クリックしたら国会図書館蔵書検索でもヒット!

こんにちは。
危機的な状況をポジティブに乗り切る
防災・危機管理アドバイザーのマミです。

◆国会図書館に納本しました!

さて先月、AmazonのKindle Unlimitedより
「もしもに備える 災害・くらしのリスクガイド」を
販売させていただきました。
当時のブログはこちら⇒クリック

この著作を、国立国会図書館に納本することが
できました。
国会図書館からの受領書はこちらです。
国会図書館検索データベースでもヒットしております。

  

◆納本のきっかけ

実はKindle作家の中には、地元の図書館に納本なさって
いる方が数名いらっしゃいます。
そういう話題をSNS上で目にしたことがあったのですが、

1.Kindle出版(電子化)する
2.ペーパーバック化する

という二重工程があります。
AmazonのKindle出版のサービスが
開始された当初は、電子書籍がメイン
ということで「在庫を抱えない物販」
として、WEBライターやブロガーが
参入してきた歴史があります。

出版不況と言われながら、
電子書籍市場は活況を呈しています。
そこに、2021年10月からAmazonが
「セルフ出版のPODサービス」
を開始しました。

私がKindle出版を開始したときには
まだ参入しておられる方がそんなに
いらっしゃいませんでした。

今年に入り、Kindle作家内でも
「電子書籍出版の他にペーパーバック化」
というのがトレンドになりつつあります。

ただし、これにもハードルがあります。

●ペーパーバック化するのにある程度の長さが必要
●Googleドライブなどで原稿管理している場合はWordにした方が
やりやすい

というところでしょうか。
電子書籍で量産をする場合、スマートホンで読むことを
意識してテンポよく書かれる方もいらっしゃいます。

私の場合、元々長目の文章をKindle化していた
こともあったのと、防災・危機管理分野に特化した
本を書いていたこともあり、「好きなペース」で
「好きなもの」を書けるKindleのサービスで
何としてもペーパーバック化を実現したいと
思いました。

◆国会図書館の納本について

国立国会図書館には、本館と関西分館があります。
ホームページを見ると、国立国会図書館法
国内で発売されているすべての本を国会図書館に
納本されることが義務づけられています。

この制度が学術団体、民間調査研究機関、
企業・団体の出版物や個人による自費出版物にも
あてまはることは、あまり知られていません。

納本にも2種類ありました。
●納本
●納入出版物代償金(1冊の半額分が支払われる)

かつて、納入出版物代償金制度を使われた
経験者もいらっしゃったようなのですが、
念のため電話で確認。

「納本制度に2種類あるようなんですが、
納入出版物代償金制度の手続きには、どのような
書類が必要ですか?」と尋ねたら

「あれは出版社に対する奨励金の位置づけ
なんです。できれば納本していただきたいです。
あと、申し訳ありませんが新型コロナがまた
流行っておりますので、できれば郵送でお願いします」

というお答えでした(実は直接納本しようと
思っていた)。

国会図書館の納入出版物代償金制度は、終戦直後の
紙不足の頃、納本に躊躇する出版社に対してフォローする
奨励金だったらしいこともわかってきました。

そういう歴史があるので、今回は代償金制度を使わず
普通の納品に切り替えました。

◆申請から約2週間

「希望者には受領書を送りますので、返信先も書いたメモを入れておいてください」
というアドバイスもあり、著作2冊と受領書をレターパックで郵送後、約2週間後に
返信されました。

些細なことではありますが、私にとっては貴重な経験でありました。
Amazon市場で「ベストセラー」マークを取り、印税6桁を目指される作家さんも
多いですが、自分の著作を長く残したい、質にこだわって書き続けたいというのも
また、活動スタンスです。

これから出版をお考えのみなさま、それぞれのお考えでどんどん書き進めて
いただきたいと思います。

なお弊社では、Kindle出版につきましても
コンサルを行っております。

詳細はお気軽に
ぜひ、このホームページの
お問合せフォームから
ご相談下さい。